ダイエットで重要となるのが「継続性」になります。なぜなら、いくら効果的な方法があったとしても、それを続けることができなければ痩せることができないからです。
このように考えるとダイエットでは「手軽さ」や「簡単さ」という点にフォーカスしてダイエットを取り組むことで成功する可能性を高めることができると思います。
ですが、ここで注意しなければいけないのが「目標」になります。
ダイエットを始める際は「1か月で3キロ痩せる!」とか「2か月で5キロ痩せる!」といった具体的な目標を立てる人がほとんどですが、ここが問題となってくるのです。
■具体的な目標設定がダイエット失敗の原因
ダイエットを始めた時はモチベーションが高いです。それは、「理想の自分」や「理想の体型」を夢見て期待が膨らむからです。これに関しては決して悪い事ではなく、むしろダイエットを続ける活力となるので全く問題ありません。
ですが、その「目標」を細分化してしまうとダイエットが続かなくなってしまう原因に繋がるのです。
たとえば、「1年で5キロ痩せる」といった目標であれば問題ありません。これは、ゴール設定が1年後にされているので、仮に直近の数か月で太ってしまったり痩せなかったとしてもダイエットを長期的なものとして捉えているから過度なダイエットをしないはずです。
しかし、「1年で5キロ痩せる⇒1か月約400g痩せる⇒1日14g痩せる」このように1年の目標を細分化してしまうと、目の前の目標を達成できなかった時に過度なダイエットをしてしまう傾向にあります。
つまり、極端な食事制限をして無理に計画通りに進めようとしてしまうのです。
■ダイエットは長期的なものとして捉える
このように目標を細分化することが知らないうちに「自分の首を絞めている」可能性があります。計画通りに進まないことで「焦り」を感じてしまい、過度なダイエットに走ってしまったり、ダイエットを投げ出してしまったりとするのです。
そうなると、いつの間にか「理想の自分」や「理想の体型」という最終的な目標を忘れて、「目の前の”計画”を達成すること」が作業になってしまい、いつしかその本質的な部分を忘れてしまいます。
これでは、ダイエットがストレスに感じてしまい「リバウンド」にも繋がってしまいます。
そのようにならない為にも、ダイエットは長期的な視点をもって取り組むことが大切となるのです。たとえ数日や数週間の計画を達成できなかったとしも、そのあと「軌道修正」すればいいのです。
それよりも「ダイエットが苦痛」と感じることの方がよっぽどあなたにとって悪影響となるのです。
ですので、ある程度幅を持たせたスケジュール管理をすることが大切となります。
心に余裕ができることでダイエットも長く続けることができるようになるはずです。