2020年も残すところあとわずか!
10月末のハロウィンが終わり、今年のイベントも残すところクリスマスだけです(・ω・)
街中はクリスマスに向けてクリスマス仕様の装飾がされたり、テレビや雑誌でもクリスマスに関する特集が組まれたりと大きく切り替わっていきます。
そんな雰囲気になってくると「今年のクリスマスはどのように過ごそうか?」とか「クリスマスツリーの準備をしなきゃ…」と身の回りでもクリスマスを迎える為の準備を考えますよね。
ですが、あなたはそもそもクリスマスツリーっていつ出せばいいのか知っていますか?
意外に多くの人が知らない【クリスマスツリーを出すタイミング】について、今回はお伝えたいと思います。
なぜ、クリスマスツリーを出すのか?
クリスマスのシンボルでもあるクリスマスツリー。
ご自宅でご家族や恋人、友人とオーナメントを飾ったり、LED電球でライトアップしたりと各家庭でオリジナリティー溢れる装飾をしたりして楽しみますよね。
そんなクリスマスツリーですが、元々はヨーロッパに住むゲルマン民族が冬至の祭祀の際に、「永遠の象徴」として樫の木を崇めていた事が由来となっています。
イエス・キリストの象徴でもある「永遠の命」と同じように樫の木などの常緑樹は1年を通して枯れることなく、青々とした葉を生い茂げる生命力といった特徴から「永遠」を象徴するものになったようです。
また、所説ありますが、16世紀に宗教革命で有名なマルチン・ルターが木々の間から煌めく星の美しさを子供たちに伝えようとローソクを使って再現しようとしたことがクリスマスツリーの装飾の由来の一つとなっています。
クリスマスツリーのイメージカラー
クリスマスツリーは赤色・緑色・白色がイメージカラーとなっていますが、実はそれぞれ意味があります。
赤色…イエス・キリストが流した血、または「神の愛の象徴」
緑色…常緑樹の特徴から「永遠の命」
白色…雪を表すと共に「純潔」
クリスマスツリーを飾るタイミング
キリスト教ではクリスマスツリーを飾る時期は12月25日から4週間前の12月24日までの期間に飾る家庭が多いです。
その準備期間の事を「待降節(たいこうせつ)期間」と呼び、キリストが降臨するまでの期間と呼ばれています。
キリスト教の方であったら待降節期間を利用して、少しずつ飾り付けをしてくのがいいかもしれません。
また、そうでない方でしたら休みの日や手の空いている時間を利用してお子さんやご家族と楽しみながら飾り付けを進めることが出来たら良いのではないでしょうか。
オーナメント(飾り)
クリスマスツリーを装飾するのに欠かせないオーナメント。
星やボール、靴下といった様々な種類のオーナメントがありますが、それぞれに由来や意味を持っているのをご存じでしたか?
各種ある中で定番の物をまとめてみました。
オーナメント:星
クリスマスツリーの頂点で輝く大きな星は、「ベツヘルムの星」と呼ばれイエス・キリストの誕生を東方の三博士へ知らせたとされる星を表すと言われています。
東方の三博士とは聖書にて登場し、イエス・キリストの誕生を最初に祝福した人物たちとされ、占星術の学者たちの事を指します。
オーナメント:ボール
いろいろな色があるボールはアダムとイブが食べてしまった「禁断の果実」を表します。
オーナメント:靴下
サンタクロースのモデルであるニコラウスの逸話をモチーフとしています。
貧しい家の子供を助けようとしたニコラウスが真夜中に窓から投げいれたコインが偶然暖炉の傍にあった靴下に入った事話がモチーフとされています。
その後、クリスマスの夜に靴下を飾るとサンタクロースがプレゼントを入れてくれるという風になっていきました。
オーナメント:鈴
鈴の音はイエス・キリストの誕生を告げたとされていることから、「喜び」を象徴しています。
イエス・キリストの誕生日であるクリスマスには欠かせないものとなっています。
クリスマスツリーの日
いきなりですが、皆さん12月7日が何の日かご存じでしょうか?
・・・
急に聞かれてもわかりませんよね(´・ω・`)
早速答えになりますが、毎年12月7日は「クリスマツスツリーの日」とされています。
なぜかというと、今から130年以上前の1886年12月7日に横浜で輸入食品やお酒の販売を営んでいた「明治屋」が、横浜の外国人船員向けに日本発のクリスマスツリーを飾った事から毎年12月7日はクリスマスツリーの日と記念されるようなったのです。
ですので、毎年12月7日からクリスマスツリーを準備すると決めても良いかもしれませんね^^
しかし、クリスマスツリーを出すタイミングは各家庭自由になるので、その時の気分や街の雰囲気でクリスマスツリーを出してクリスマスを楽しんでください♪
クリスマスツリーはいつ出せばいいの?まとめ
いかがでしたでしょうか(*’ω’*)
クリスマスツリーの準備ってなかなか時間がかかったりして大変かもしれません。
ですが、お子さんや友達家族と協力しながら飾りつけをして、作業を一つのイベントとすることでクリスマスの雰囲気も一段と出るでしょう♪
そんな時に少し雑学(今回の内容)をいれたりしたらもっと楽しんで作業が出来るではないでしょうか?^^
また、タペストリーと言われる壁に設置するタイプのクリスマスツリーも流行ってきているので、ツリーを出すスペースや時間が無い人はタペストリーを検討することをオススメします♪